画像を軽くする仕組み|圧縮の基礎と品質の目安
画像の容量を減らしたいとき、ただ圧縮すればよいわけではありません。仕組みを知らないと、画質を落としすぎたり、逆に容量が増えたりします。
結論:写真の圧縮は品質 80 前後が目安です。圧縮は非可逆なので、元ファイルは必ず残しておいてください。
2種類の圧縮
| 非可逆圧縮 | 人間が気づきにくい情報を捨てて容量を減らす。JPEG・WebP が該当。元に戻せない |
|---|---|
| 可逆圧縮 | 情報を一切捨てずに縮める。PNG が該当。元に戻せる |
「圧縮」と聞いてイメージする「画質が落ちる」は、非可逆圧縮のことです。
品質設定の目安
品質(クオリティ)は多くの場合 0〜100 で指定します。数値が小さいほど軽くなり、画質は粗くなります。
| 90〜100 | ほぼ無劣化。容量は大きい。印刷向け |
|---|---|
| 80 前後 | 画面で見る限り違いが分かりにくい。もっとも使いやすい |
| 60〜70 | よく見ると粗が出る。容量を優先する場合 |
| 40 以下 | 粗さが目立つ。サムネイル用途など |
迷ったら 80 から試して、容量が足りなければ下げる、という順序が安全です。
圧縮したのに容量が増えることがある
すでに最適化されている画像や、もともと小さい画像では、圧縮後のほうが大きくなることがあります。これは異常ではありません。
- もともと高圧縮された JPEG を、さらに JPEG で保存し直した場合
- 小さい PNG を JPEG に変換した場合
- 品質を上げて保存した場合
当サイトのツールでは、変換後のサイズが元より大きくなった場合に「元より大きい」と表示します。その場合は元のファイルをそのまま使ってください。
実務でのコツ
- 先に縮小してから圧縮する:4000px の写真を 1200px にしてから圧縮すると、同じ画質でもっと軽くなります
- 形式を選ぶ:写真なら JPEG か WebP。PNG のまま圧縮しても限界があります
- 元ファイルを残す:圧縮はやり直しがききません
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